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ユニの探索

貴方は 1 人、リビング・ルームに残りました。

3 人がそれぞれの部屋へ向かい歩いて行きます。

 

部屋は 4 部屋あり、4 人いるのだから

自分もこのリビング・ルームを探索するべきだと思いましたが

貴方はこれまでの探索を進めるにつれて

すっかりと脱出に対しての意欲を失ってしまいました。

 

ソファに座りぼーっとしていると、

このまま眠ってしまいたくなる誘惑にかられます。

 

そんな時、ふとお尻に違和感を覚えます。

 

手探りでそれを拾い上げてみると

厚紙のような感触と紐、それに繋がれた固い何かがあります。

 

それが何なのか確かめるために厚紙を指先でなぞっていくと

ブツブツとした突起物を確認しました。

 

「あれ…。これ、読める。点字ブロックだ」

 

紙にはこう書かれています。

 

ハジマリノオルゴール

シゼンノベル

アソビノピアノ

リビングノフエ

ドウジニ

 

書かれていた内容から、

貴方はもう 1 つの紐に繋がれた固い何かが

笛であることを理解します。

これはきっと脱出への手がかりだろう。

貴方はすぐに 3 人に報告するべきだと思いましたが

ある考えが浮かび上がります。

 

先ほどエトから教えてもらったこの部屋の状況は、

生きていくために必要な最低限のものは

全て揃っているように思えます。

 

アソビノヘヤには娯楽用品があり

シゼンノヘヤには食物を栽培できる環境があり

ハジマリノヘヤには知識を吸収する為の本が置かれています。

 

なにより貴方の愛する 3 人もの幼馴染みがいます。

4 人で力を合わせれば、ここで半永久的に暮らしていくことが

無謀ではないように貴方は感じています。

 

貴方にとって外の世界は地獄です。

これから先の未来、

3 人と四六時中、常に行動を共にすることは

現実的に考えて不可能だと貴方は気付いています。

 

みんなに迷惑をかけたくない。

自分のせいでみんなの人生を拘束したくない。

 

3 人が大好きだからこそ

貴方は心の底からそう思っていますが

それと同じくらい

1人で生きていかなければいけない現実は

盲目の貴方にとってとても過酷です。

 

貴方はそんな複雑な感情を天秤にかけます。

彼らと共に閉鎖された空間で永遠を手に入れるのか。

自らを地獄へと落とし、真っ暗な世界で孤独を生きるのか。

選択してください

 

1 探索終了後、みんなに見つけた手がかりを教える。

 

2 手がかりを隠し、脱出を諦める。

選択は個別チャットなどを使用して

GM にのみ伝えてください。

その後は GM の指示に従ってください。

 

※貴方の一番の願いは「みんなと一緒にいたい」ということです。

その考えから「全員で脱出する」もしくは「全員でここに残る」の二択になります。

どんな状況になっても貴方は一人きりになる選択はしないでしょう。

 

※選択肢を選ぶ上での制作者からのコメント※

 

トゥルーエンドが用意されていて、それ以外にたどり着いた場合

ED後に選択をやり直すことが出来ます。

はじめはあえて嫌な選択を選ぶのもありでしょう。

 

結論から言ってしまうと、半永久的にこの施設で生活することは可能です。

(食糧や物資は知らない間に補充されます)

 

一旦黒幕とかのことは考えないようにしましょう。

(細かいことは気にしちゃだめだ)

 

選択肢以外の選択がしたい!って場合もあると思いますが

ストーリーの都合上、上記 2 つの中から 1 つ選んでください。

(もし自分なりの選択があればぜひ感想戦などで披露してください)

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