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​ハジマリノヘヤ

トリ「なんなんだよ、ここ!」

 

 エト「分からないが、落ち着いて状況を確認しよう。

記憶力には自信のある僕だが、何も覚えていない。みんなは?」

 

ルテ「アタシもなんも覚えてないよ!気ぃついたらここにいたもん」

 

ユニ「私も…。覚えていたとしても、手掛かりにならないかも」

 

エトはトリに視線を移すが、トリは首を横に振る。

 

ルテ「ね、あれ、なに?」

 

ルテが扉を指さして不安そうに話す。

 

エト「扉には鍵がかかっている…。 理由は分からないが僕らは閉じ込められたらしい」

 

トリ「閉じ込められる覚えなんてねえぞ!」

 

ルテ「なんかあれみたいじゃない?脱出ゲー」

 

エト「謎を解け、か。なるほど面白い。

 三億年に1人の天才、エト様が華麗に脱出してみせようではないか!」

 

ルテ「エトって超頭いいのに超バカそうだよね」

 

トリが隅で不安そうに黙り込んでいるユニに気付く。

 

トリ「ユニ、大丈夫か?ただでさえ見えねえのに、怖いだろ」

 

ユニ「大丈夫、ありがとう」

トリ「俺だって不安だけどよ、こんな時こそ顔あげてこうぜ」

 

ユニはトリを安心させようと微笑むが、不安は消えない。

 

エトは大げさに立ち上がり、前髪をかきあげる。

 

エト「じっとしていても仕方がない。

とりあえずこの部屋を調べてみることにしよう」

 

エトの言葉を受け、4 人は部屋の探索を始める。

 

*

 

ここからは探索パートです。

マップを参考に部屋を探索し手掛かりを掴みましょう。

キャラクターによって気付くことが変わります。

他のキャラクターに手助けしてもらうことも 重要になるので覚えておきましょう。

 

GM に探索したい箇所や物を提示することで情報が得られる場合があります。

出来る限りキャラクターになりきりながら進めてくださると幸いです。

 

例)エト:本棚には何があるんだ?

例)ルテ:机の上になんかある?

ハジマリノヘヤマップ.jpeg

探索可能箇所

 

・4 人から見て正面に鍵のかかった扉

・左側の壁には全身が映る大きな鏡

・部屋の真ん中に机

・右側の壁に大きな本棚

・本棚の横あたりの壁に紙が貼られている

※GMの指示があるまで押さないでください

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